息切れ、体のむくみ…それって心不全かも!?|高崎市 乾小児科内科医院|アレルギー科・循環器内科(心臓血管内科)

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息切れ、体のむくみ…それって心不全かも!?

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ちょっと歩くとすぐに息が切れてしまう、最近日に日に手足のむくみがひどくなり、靴下が履きにくくなった、体重が急に何キロも増えてしまった。
こんな方はもしかしたら心不全を起こしているかもしれません。

 
心不全とは?

心不全とは、病気の名前ではなく「心臓の機能が低下して十分な量の血液を全身に送り出せない状態」のことです。

心臓は全身に血液を送り出すポンプの働きをしていますが、心臓に酸素や栄養を送る冠動脈が詰まってしまったり、心臓の壁が厚くなってしまったり、ある程度以上の弁膜症があったりすると、そのポンプ機能がうまく働かなくなり、心不全になります。

 
心不全の原因

心不全の主な原因は、心臓の病気と高血圧です。
一般的に高齢になるほど心臓の働きは低下していきます。そこに「狭心症・心筋梗塞」、「心筋症・心臓弁膜症」などの心臓の病気が加わると、心臓の機能はより悪くなってしまいます。

「高血圧」も心不全の主な原因の一つです。
健康な人の場合、心臓は膨らんで血液をためた後、縮んで全身に血液を送り出します。高血圧の人の場合、血管の壁に高い圧力が常にかかるので、それに耐えるためにだんだんと血管の壁が厚く、硬くなっていきます。

すると、硬くなった血管に負けないように心臓はより強い力で血液を押し出さなければなりません。この状態が続くと、心臓の筋肉が厚くなり、しなやかさが失われてしまいスムーズに伸び縮みしづらくなってしまいます。

全身からの血液が心臓に十分入らず、送り出す血液も少なくなってしまいます。これが高血圧による心不全のしくみです。高血圧の人は現在、約4300万人もいるといわれています。

 
どんな症状が出るか

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心不全の初期には、階段や坂道をのぼったり、重いものを持ったりすると息切れが激しくなります。心不全が進行すると、仰向けに寝ると咳が続いたり、突然、息苦しくなって目が覚めたりするようになります。起き上がっても回復するまでには、しばらく時間がかかります。

さらに症状が進むと、横になると息苦しくなり、体を起こすと少し楽になります。これは全身から心臓に血液が戻りにくくなる「うっ血」によって起こる症状です。血のめぐりが悪くなると、顔や足がむくみます。足のむくみは靴下やズボンの履きにくくなったことで初めて気付く方もいます。

また腸や胃にもむくみが出て、食後におなかが張る、食欲が落ちるといった症状がでることもあります。こうしたサインがあったら、ひどくなる前に、まずは一度クリニックを受診してみるとよいでしょう。

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乾小児科内科医院
循環器内科、アレルギー科、小児科、内科、健診
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群馬県高崎市宮元町207
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