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2026年は例年よりもやや多め。花粉症シーズンまもなく到来!

スギ花粉飛散時期が近づいてきました。

正式な飛散開始の発表はされていませんが、ここ数日で花粉症の症状が少し出始めている方の受診がみられはじめています。

まず、気になる2026年の予想飛散量についてですが、群馬県では例年よりやや多ということです。十分な日照時間があり、暑い日が続くと雄花は大量に作られ、翌年の花粉の飛散量は多くなるとされています。

続いて、飛び始めの時期ですが、ほぼ例年並みの時期にスタートするようです。群馬県は、2月上〜中旬の予測です。

本格的な飛散は2月に入ってからですが、実はすでにスギ花粉は少量飛び始めており、治療を希望される患者さんが少しずつ増えてきています。

症状がひどくならないとなかなかお薬を飲む気が起きませんが、初期の段階からお薬を飲んでおくと症状の悪化を防ぐことができるため、早めの治療開始がおすすめです。「鼻がムズムズする」「くしゃみが増えた」といった小さな変化を目安に、早めに薬を使い始めるのがよいでしょう。

内服薬(飲み薬)は「症状が出たら、すぐに効く」

抗ヒスタミン薬やロイコトリエン拮抗薬など、花粉症に用いる内服薬は、比較的早く効果を発揮します。そのため、花粉が飛び始める予測日に飲み始めるか、または「くしゃみが出始めた」「鼻がムズムズしてきた」といった症状が出始めたタイミングで開始しても、十分に効果が期待できます。

点鼻ステロイドは「早めの準備」が大切!

鼻噴霧用ステロイド薬(鼻の粘膜の炎症を抑える薬)は、効果が安定して現れるまでに数日~1週間程度かかるじわじわ効くタイプのお薬です。点鼻薬は「早めに準備して、粘膜の炎症を未然に防ぐ」ことが重要になります。

毎年重症で、お仕事や勉強に支障が出る方は、1月中には受診をして飛散開始に備えましょう。

舌下免疫療法は飛散が終わった梅雨ごろから

舌下免疫療法は、花粉症を根本から治したい方に向けた治療法です。少量のアレルゲン(スギ花粉のエキス)を含む薬を舌の下に投与し、体を徐々に慣らしていくことで、アレルギー反応を起こしにくくします。

花粉が飛んでいる時期に舌下免疫療法をはじめると「火に油を注ぐ」ようなことになってしまい症状が悪化する恐れがありますので、飛散が終わった梅雨ごろから治療をはじめるのが良いでしょう。治療を希望される場合はお気軽にご相談ください。