知っているようで知らない「健診」と「検診」の違いについて|高崎市 乾小児科内科医院|アレルギー科・循環器内科(心臓血管内科)

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知っているようで知らない「健診」と「検診」の違いについて

2020.04.02

知っているようで知らない「健診」と「検診」の違いについて

 
 

4月は新年度を迎えた新入社員の方が健康診断を受けることが多くなっています。健康診断のことを「健診」といいますが、「検診」という言葉も目にすることがあります。両者の違いはなんでしょうか。

 

「健診」は、健康であるかどうか確かめること

職場健診や学校健診、人間ドックなどがこれにあたります。

健康診断の目的は健康かどうかを判定することです。病気になる前に、全身の健康状態を評価し、必要に応じて生活習慣を見直したり、医師の指導を受けたりして、病気の発生を未然に防ぐために行います。

毎年受けることで体の変化に気付き、健康を維持するためにどうするかを考ええるきっかけにします。

運悪く病気の危険因子が見つかり、リスクがあると判明した場合には、生活習慣を見直して健康管理に努めなければなりません。

また再検査や精密検査の結果、治療が必要になることもあるでしょう。自覚症状は全くなくても、健診をきっかけに大きな病気が見つかることは珍しくありません。

 

「検診」は特定の病気にかかっていないか検査すること

検診の目的は、特定の病気にかかっていないか検査することなので、健康の「健」でなく検査の「検」の文字を使っています。

胃がん検診、肺がん検診、乳がん検診、子宮頸がん検診、大腸がん検診などの各種がん検診が代表的です。

ちなみにいま挙げた5つのがん検診は、有効性が確立されており「5大がん検診」とも呼ばれています。

厚生労働省が公表している「国民生活基礎調査(3年に1度実施)」のデータを基に、国立がん研究センターがまとめた各種がん検診の受診率(2016年)を見てみると、「胃がん40.9%」「肺がん46.2%」「大腸がん41.4%」「子宮頸がん42.4%」「乳がん44.9%」となっています。

自治体による検診の無料クーポンの配布、厚生労働省による啓発活動の成果もあってか、以前よりも上昇しているものの、特に子宮頸がん、乳がんの検診受診率は国際的に見て極めて低いのが実情です。

知っているようで知らない「健診」と「検診」の違いについて

「検診」は特定の病気を見つけるために、科学的に検証された方法に基づいて行われているものがほとんどです。

検診を受けることで、病気を発見し治療に結びつけることもできますし、検診を受けた集団では死亡率を下げることがわかっています。

一般的な健診でも、異常が見つかることが心配で、受診を躊躇される方がいます。それが、がん検診ならなおさらです。

よくあるのが、「気になるけれども知るのが怖い、あるいは忙しいので症状が出るまで医療機関に行かなかった」というケースです。

検診のハードルが高い場合はかかりつけ医に相談して、専門医を紹介してもらうのも一つの方法かもしれません。

胃がん・大腸がん・肺がん検診は男女問わずに受けるのがおすすめです。
女性は、乳がん・子宮がん検診を、50歳を超えた男性は前立腺がん検診も受けるとよいでしょう。

また、検診で異常を指摘されたら、面倒に思うかもしれませんが精密検査まで行いましょう。

 

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