6月6日に関東地方でも梅雨入りし、今日も雨が降っています。
雨が続くとなんだか気持ちまでどんよりしてしまうのは私だけでしょうか。
さて、「梅雨に入ってから急に呼吸がゼーゼー、ヒューヒューと音がして苦しい…」梅雨時期に喘息を起こしやすくなるのは気のせいでしょうか?いえいえ、そうではありません!
喘息症状が出やすくなるのは…
梅雨の時期に特有の原因があるためです。
一般的に喘息が出やすい時期は季節の変わり目、気温差や天候が変わりやすい「春」と「秋」と言われています。しかし、梅雨時期も非常に喘息を起こしやすい環境にあります。そのため、梅雨時期の喘息対策が必要となります。
喘息が梅雨時期に出やすくなるのはどうしてなのでしょうか?いくつか原因は考えられていますが、大きな原因の一つが「カビ」や「ダニ」が繁殖しやすくなるからだと考えられています。梅雨の時期は気温や湿度が高く、喘息のきっかけとなる「カビ」「ダニ」が発生しやすい条件が揃っているのです。ダニは、室温20℃~30℃で、湿度が60~80%、さらに餌となる人や動物のフケ、食べ残しなどがある場所で繁殖します。また、ふとんやぬいぐるみ、カーペットなどに繁殖しやすいといえます。
カビも15℃から繁殖し始めますが、20℃を超えると勢いよく繁殖し始めます。湿度については、60%くらいから繁殖し始め、多湿であればあるほど繁殖します。また、ゴミやホコリを好みます。
これらの環境を整えることで症状の悪化を防ぐことができるかもしれません。
ダニ・カビ対策としては
を心がけてみてはいかがでしょうか。
忙しいとついつい洗濯や掃除が面倒に思えてしまいますが、ちょっとした工夫で、カビやダニの発生を抑えることができます。少しでも元気で快適に毎日を過ごす参考になれば幸いです。
喘息が悪くなっていると思っていない方も、
などの場合は喘息の症状の可能性があります。
これらでお困りの時はご相談ください。
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乾小児科内科医院
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