健康診断で心電図異常を指摘されたら何科を受診するべき?どんな精密検査がある?|高崎市 乾小児科内科医院|アレルギー科・循環器内科(心臓血管内科)

乾小児科内科

WEB初診予約
〒370-0828 群馬県高崎市宮元町207
JR高崎駅 西口 徒歩9分
スズラン高崎店の4軒となり
027-322-3252

ブログ
doctor's blog

アーカイブス

  • お問い合わせ
  • 診療カレンダー

健康診断で心電図異常を指摘されたら何科を受診するべき?どんな精密検査がある?

乾小児科内科

会社の健康診断、学校での心臓検診などで心電図の異常を指摘された場合は、問題がないか病院で詳しく調べる必要がありますが、何科を受診したらよいのでしょうか。

また受診した場合には、どのような検査を受けることになるのか、について説明していきたいと思います。

 
受診するべきは循環器内科・循環器科・心臓内科・心臓血管内科

結論からいいますと、受診するべきは循環器内科です。科の名前は病院によって、循環器科、心臓内科、心臓血管内科などであることもありますがどれも意味は変わりません。

循環器内科とは、何をしているところなのかよくわからない方も多いかと思いますが、「心臓から血液を送り出して全身に循環させる管とポンプ、つまり心臓と血管を扱う内科のこと」をいいます。

心臓のリズムが乱れている、心臓そのもの(胸全体)が苦しい、あるいは心臓の問題で足がむくんだり(うっ血)、息が苦しかったり、全身の血管に何か問題が起きているときに原因を調べて必要な治療を行います。

心電図の異常は、心臓の病気が原因であるばかりではなく、肺や血液の電解質バランス異常などからくることもあり、これらも踏まえて総合的に判断する必要があります。

もちろん、循環器の医師でなくても内科の医師であれば一般的な心電図の判読は可能です。しかし、心電図の読影に関して一番詳しい医師ということになると、それは普段から心電図読影を多く行っている循環器の医師になります。

中でも経歴に「循環器専門医」を明記している医師は心臓に関する専門的な研修を行い、資格を取得している医師になりますので信頼性は高いと思います。

 
どうして精密検査を受ける必要があるか

心電図に異常があったからといって、必ずしも心臓に異常があるとは限りませんが、中には重篤な心臓病が隠れていることもあります。また、心臓病があるからといって、自覚症状が出るとは限らず、ある日突然心臓発作を起こして初めて病気がわかることもあります。

残念ながら心電図だけで心臓の全てのことを評価できるわけでなく、異常を放置した場合には重い病気の場合には命を落としてしまうようなこともあり得ます。

健康診断で異常を指摘された場合は、「自分の心臓の健康状態を確認するいい機会」と考え詳しい検査を行うことをおすすめします。

 
どんな精密検査を受けるの?

心臓病の親族の有無、自覚症状、以前や現在治療中の病気がないか、などの問診を行なった上で、必要に応じて

  • ・心臓超音波検査
  • ・ホルター心電図
  • ・心臓(冠動脈)CT検査
  • ・心臓MRI検査
  • ・トレッドミル検査
  • ・エルゴメーター検査

などを行います。

 
心臓超音波検査

乾小児科内科

精密検査としてまず初めに行われることが多いのが心臓超音波(心エコー)検査です。心臓の大きさ、形、動き、逆流を防ぐ弁に異常(弁膜症)はないか、などを確認します。検査時間は概ね15-30分程度です。

 
ホルター心電図

乾小児科内科

不整脈を疑った場合には24時間心電図を記録し、詳しく調べるホルター心電図という検査を行います。

不整脈や狭心症の症状は、体を動かしている最中や、夜や早朝の安静時に多く見られます。症状が出現しているときには心電図に変化が現れますが、症状が消失している時には心電図に変化の認められないことが少なくありません。

このため、短時間の心電図検査では診断がつきにくいため、日常生活のなかで心電図を記録し続けることの出来るこの検査が、必要になることがあります。

心電図のシールとコードを服の下につけた状態でいつも通り1日生活し、その間に不整脈があったか、脈の速さはどうだったか、などを調べます。

乾小児科内科

上記検査で異常があった場合、評価が難しい場合は、必要に応じて少し大きな病院などで以下のような行う検査になります。

 
冠動脈CT検査(心臓3DCT検査)

狭心症などを行なった場合に行う検査です。造影剤というお薬を使って心臓を栄養する血管(冠動脈)に異常がないかどうかCT装置を使って調べます。腎臓の機能が悪いとできないことがあるので事前に採血検査で確認する必要があります。

撮影自体は10分程度ですが、脈の調子を整えたり、採血を行ったり、事前の準備も含めると半日がかりになると考えておいた方がいいかもしれません。

 
心臓MRI検査

心臓の動きや筋肉の異常、血管の異常などを詳しく調べる検査です。MRIという磁気を用いた検査で検査時間は30分から1時間程度です。必要に応じて造影剤を用いることもあります。

 
トレッドミル検査

乾小児科内科

運動したときに起こる変化を診断するために行う検査です。心電図をつけながら一定時間で速度と角度が変化していくウォーキングマシーンのような、動くベルトの上を歩き、その間の変化をみていきます。検査時間は30分程度です。

 
エルゴメーター検査

乾小児科内科

自転車型の装置で、サドルに座り、胸に心電図の電極をつけ、ペダルをこいで心電図の変化をみます。ペダルを踏む抵抗や回数を変えることで、心臓への負荷をかえ、狭心症などの有無や、病気の程度、治療の効果を確かめることができます。

 
まとめ

・健康診断で心電図の異常を指摘され、受診をすすめられた場合は、循環器内科・循環器科・心臓内科・心臓血管内科へ相談をしてください。

・本当に心臓の病気がないかどうか調べるために、医師の問診と診察を受け、場合によっては精密検査を受ける必要があります。

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
乾小児科内科医院
循環器内科、アレルギー科、小児科、内科、健診
Tel 027-322-3252
群馬県高崎市宮元町207
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-

※当ブログの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。

pagetop