【新型コロナウイルス】スパイク蛋白抗体検査について|高崎市 乾小児科内科医院|アレルギー科・循環器内科(心臓血管内科)

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【新型コロナウイルス】スパイク蛋白抗体検査について

2021.09.06

 

新型コロナウイルスのワクチン接種が始まり、すでに2回目の接種を終えられた方もいらっしゃるかと思います。

日本で主に使用されている、ファイザー/ビオンテック社製「コミナティ筋注」と武田/モデルナ社製の「COVID-19ワクチンモデルナ筋注」は、どちらも大規模臨床試験で高い発症予防効果が報告されています。

しかし、自分自身がきちんと抗体を獲得できているか気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

このワクチンは、新型コロナウイルスが人の細胞に感染するために必要なスパイク蛋白質をブロックする抗体を産生することで効果を発揮しています。

スパイク蛋白に対する抗体は、新型コロナウイルスに感染した方やワクチンを接種した方の抗体獲得を示す良い指標であり、ウイルスとヒト細胞との結合を阻害する中和抗体としての活性を有すると考えられています。

乾小児科内科医院では、このたびスパイクタンパク質(S)に対する定量的なIgG抗体検査ARCHITECT SARS-CoV-2 IgG II Quant(Abbott社)の実施を始めましたのでご案内いたします。

 

スパイクタンパク抗体(中和抗体)検査

価格(税込) 3,500円(検査料、説明料込)
*自費検査になりますので医療保険は使用できません
検査結果 3〜4日後
検査方法 採血(1-2ml程度)
結果報告 来院での説明 or 郵送(送料100円:税込)

 

スパイクタンパク抗体(中和抗体)検査をおすすめする方

①過去に新型コロナに感染したかどうか不明で、ワクチンを接種すべきかどうか迷っている方。
※過去に新型コロナウイルスにかかっていても、抗体量が不十分の場合があることからWHO等ではワクチン接種が推奨されています。

②ワクチン接種後に副反応がなく、本当にワクチンが効いているのか心配な方。
※副反応の強さと抗体価の変化には相関関係がないと考えられています。

③1回目のワクチンで副反応が強く、2回目が打てるか心配な方。

④ワクチン接種前や接種後に自分の抗体価を確認したい方。

 

スパイク蛋白抗体検査の実施時期

多くの論文でIgG抗体は発症後約10日で上昇し、発症後14日目以降の陽性率は100%と報告されています。
〇過去感染が気になる人 → 症状が出てから14日後以降の検査
〇ワクチンの効果判定 → 2回目の接種を終えて約1ヶ月

 

スパイクタンパク抗体(中和抗体)がどれくらいあれば大丈夫?

ウィルス量を50% まで減少させることを確認する培養細胞での試験:プラーク減少中和試験(PRNT)で、1:250 希釈のPRNT ID50(代表的な高力価の指標)を使用した確率プロファイルの例では95%信頼区間で4,160AU/mLと報告されています。

もちろん4,160 AU/mLに抗体価が満たないからといって中和活性が認められないというわけではないと考えられます。
しかしながら、ヒトの体内でどれだけの抗体価があれば、発症や重症化予防に十分であるかは明らかになっていません。

最近の欧米の研究では、ファイザー社/ビオンテック社製のワクチン接種後の抗体価について、1回目の接種後の中央値 2,217 AU/mL, 2回目の接種後の中央値 6,396 AU/mL と報告されています。

 

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