高崎市 乾小児科内科医院|アレルギー科・循環器内科(心臓血管内科)

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予防接種は親から子への大切なおくりもの

乾小児科内科

たいせつなお子様にすくすくと健やかに育って欲しいと誰しもが思います。お子様への愛情の示し方はいろいろとありますが、健康を守ることもご家族の大事な努めではないかと思います。

生まれたての赤ちゃんは、お母さんから胎盤や初乳を通じて受け取った抗体や成分によってある程度守られていますが、いつまでもそれに頼ることはできません。ワクチンは、細菌やウイルスに対して無防備な赤ちゃんの命を守る大切な「盾」となるのです。

 
生後2ヶ月の誕生日がきたらワクチンをはじめよう

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「こんなに小さな赤ちゃんに、注射をしなければいけないの?」と思ったお母さんやご家族の方は多いことでしょう。しかし、ワクチン接種の時期は、赤ちゃんの命と健康を守るために、もっとも効果的な時期が決められています。

例えば、2013年から定期接種が始まったヒブワクチンで予防するヒブ感染症は、ヘモフィルス・インフルエンザ菌b型(英語の頭文字をとってHib=ヒブ)という病原菌によって発症する病気です。このヒブによって起こる重大な感染症のひとつに、細菌性髄膜炎があります。

初期症状は風邪に似ているために治療が遅れることもあり、死亡率が子どもだと2〜5%、脳の後遺症も約30%に起こります。ワクチン発売以前は、この病気にかかる子どもの約66%が0〜1歳児で、生後6ヵ月頃から急に増えていました。そのため、ワクチンを接種して抗体ができ、細菌からしっかり体を守れるようになる時間を考えると、生後2ヵ月が最適ということになったのです。

このワクチンは非常に効果的で、厚生労働省が全国10道県で行った調査によると、ヒブを原因とする5歳未満の小児10万人あたりの髄膜炎の発症数は2008年~2010年が7.7人でしたが、定期接種開始後の2014年にはゼロになりました。

もちろん接種を予定していた日に体調を崩してしまうなど、推奨される時期通りにいかないことも多いと思いますが、できるだけ、その時期に沿って行うと、赤ちゃんを多くの病原菌から守りやすくなります。

以下に、赤ちゃんに必要なそれぞれのワクチンの初回接種に最適な月齢を記します。基本的に、これらのワクチンは同時接種が可能ですので、なるべく同時接種で効率よく行っていくとよいでしょう。

 
●生後2ヵ月
  • ・ヒブワクチン
  • ・小児用肺炎球菌ワクチン
  • ・B型肝炎ワクチン
  • ・ロタウイルスワクチン(経口ワクチン、任意接種)
 
●生後3ヵ月 

四種混合ワクチン(ジフテリア・百日せき・破傷風・不活化ポリオ)

 
●生後5ヵ月

BCGワクチン

 
●生後6ヵ月以降の秋冬

インフルエンザワクチン

 
●1歳〜
  • ・MRワクチン(麻しん風しん混合のワクチン)…1歳の誕生日
  • ・水痘(みずぼうそう)ワクチン…1歳〜1歳1ヵ月
  • ・おたふくかぜワクチン(任意接種)…1歳〜1歳3ヵ月

これらの3種類の生ワクチンは同時接種も可能です。

 
まずは2ヶ月の予防接種に行こう

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接種が必要なワクチンの種類や回数は多く、時期も決まっていたりするので、すべてご自身で予定を立てるのはなかなか難しいと思います。まずは2ヶ月の予防接種を受けて、その後の予定について相談するのがよいと思います。

また最近では「予防接種スケジューラー」などのスケジュールを管理するアプリなども出ていますので使ってみてもいいと思います。

かかりつけの小児科医は、お住まいの近くで無理なく通えるところがおすすめです。赤ちゃんが生まれる前から探しておくのが望ましいでしょう。

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