高崎市 乾小児科内科医院|アレルギー科・循環器内科(心臓血管内科)

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糖尿病の方は年に1回は眼科受診を

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糖尿病網膜症は、糖尿病の合併症として起きる目の病気で、緑内障とともに成人してからの失明の大きな原因疾患となっています。
初期だけでなく進行した段階でも自覚症状がないことが多く、かなり進行して初めてわかることも少なくありません。

 
どんな病気?

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網膜は眼球を形作っている硝子体の3分の2程度を覆っている約0.2ミリの膜状の組織(図のクリーム色の部分)で、光を感じ取って視覚情報に変換する働きを持っています。目の前面にある水晶体をレンズとするなら、網膜はフィルムに当たります。

網膜には動脈、静脈や光、色を感じる神経細胞が多数存在します。網膜の血管は細いので、血液中のブドウ糖が過剰な状態(高血糖)が続くと障害を受け、徐々に血管がつまったり、変形したり、出血を起こすようになります。

また、もともとある血管が障害を受けて機能しなくなってくると、栄養分などを届けられなくなるため、新しい血管(新生血管)が作られます。この血管はとてももろく、出血や成分の漏れをたびたび起こします。この状態が、視界がかすむ、視力の低下などの症状の原因になります。

これが糖尿病網膜症です。さらに病気が進行すると、網膜剥離や緑内障といった病気を併発し、失明に至ることもあります。

 
ルールをきめて眼科受診を

網膜症の診断は眼科で詳しく調べないとわからないため、糖尿病としてクリニックへ通院していてもなかなか見つからないこともあります。そこで糖尿病の患者さんは網膜症の診断を受けていない場合でも「誕生日」「会社の健診の時期」などルールを決めて定期的に少なくとも年に1回は眼科を受診することが重要です。

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日本糖尿病協会が発行している「糖尿病連携手帳」や日本糖尿病眼学会が作成している「糖尿病眼手帳」(医療機関にて無料でもらえます)には、糖尿病網膜症の記入する欄があります。糖尿病網膜症の状態を共有する上で便利ですので、糖尿病を診療する医師と眼科医が違う医療機関にいる場合などは、使用するとよいでしょう。

 
発症と重症化を予防する3つの管理

適切な治療を行うことで、糖尿病網膜症になることを予防することができ、また、一旦発症したとしても重症化するのを予防することができます。どのような治療がそれぞれの予防につながるか、みていきましょう。

 
①血糖コントロール

血糖コントロールが悪いと、網膜症の発症が多く、悪化しやすいことがわかっています。そのため、HbA1c 6.9%未満、空腹時血糖値 110mg/dl未満、食後2時間血糖値 180mg/dl未満が推奨されています。ただし、急激に血糖を降下させると一時的に糖尿病網膜症が悪化する可能性があることから、すでに網膜症を発症している場合には注意が必要です。

 
②血圧コントロール

高血圧単独でも網膜に病変を起こすことがあります(高血圧性網膜症)。さらに、高血圧は糖尿病網膜症を悪化させることから、適切な降圧は網膜症の進展抑制に有効です。特に、アンジオテンシン変換酵素阻害薬(ACE阻害薬)とアンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬(ARB)と呼ばれる降圧薬は、網膜症の発症を抑える効果が高いといわれています。

 
③脂質異常症(高脂血症)のコントロール

脂質代謝異常の治療は網膜症の重症化を抑える効果があるといわれています。また血圧管理にもいえることですが、これらの管理は網膜症だけでなく、様々な合併症発症に関わっていることから厳格な管理が重要です。

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