【高血圧】どうして家庭でも血圧を測る必要があるのか|高崎市 乾小児科内科医院|アレルギー科・循環器内科(心臓血管内科)

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【高血圧】どうして家庭でも血圧を測る必要があるのか

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高血圧で受診した際に血圧手帳を渡され、「家庭でも測ってきてください」といわれたことはありませんか?

「いま血圧は測ったのだし、家庭で測る必要はないのでは」
「血圧を測る時間を作るのは面倒だ」
「そもそも自宅に血圧計はない」

という方もいらっしゃるかと思います。
今回は家庭で血圧を測る必要性について考えてみたいと思います。

 
診察室で測った血圧はいつもより高め!?
 

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診察室で医師を目の前にして血圧を測るとどうしても緊張してしまい本来よりも血圧が高めに出ることがあります。これを俗に白衣現象といい、診察室で測ると高血圧の数値なのに、診察室外で測る血圧が正常な方を特に「白衣高血圧症」と呼びます。この影響を考慮して、血圧の管理目標の値は外来では家庭より5高めに設定されています。

通常の環境では血圧が高くないので、この場合、お薬が必要ないわけですが、もし家庭で一回も血圧を測っていなかったら、この事実に気づくことができず、本来必要がないお薬を飲むことになってしまう可能性もあります。

また、血圧はその時の水分量、精神状態、時間帯など様々な要因の影響を受け、刻々と変化しています。診察室血圧のみで血圧管理を行う場合と家庭血圧と診察室血圧の両方を参考にして管理を行う場合を考えてみます。

診察室で132/70mmHgという血圧が得られた場合、
診察室血圧のみでは「ちょうどいいぐらいですね」となりますが、
家庭血圧を測ってみたら、朝方の血圧は150/90mmHg程度まで上がっていることがわかった場合には、「朝の血圧をしっかり下げるように薬は朝でなく、夕方飲むようにしてみましょう」

という判断ができ、よりよい治療につなげる大きな手がかりとなります。

また数値の信頼性を考えたとき、

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1ヶ月の平均(28回の測定)の平均として出てきた数値と

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1ヶ月おきに測定した数値のみの場合、平均した数値は同じようでもその信頼性は大きく前者の方が優れていることがわかると思います。

実際最近の研究では、「家庭で血圧を測定することは、健康診断や診察室で測定する以上に脳卒中や虚血性心疾患の発症を予測することができる」という報告が数多くされており、ガイドラインの中でも家庭血圧測定の重要性は指摘されています。

毎日の測定は難しくても、1日おきや週末だけなどでも可能な範囲で家庭血圧を測定することが重要かと思います。

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